9月16日、イ・ジソン博士(58、延世大学、社会体育学)が、来る10月6日に行われる第6代国技院長への選挙出馬を公式に宣言した。
李博士の、出馬宣言報道資料での公約骨子は次のとおり。
第一、国技院の組織革新。
「アイデンティティが生きている国技院を作ろう!」
第二、研修院の革新。
「様々な教育を行い、常時開いているフレンドリーな研修院に変えよう!」
第三、研究所の革新。
「今後は、現場で活用できないようなキャビネット研究はない!」
第四、国内外の会員(師範)支援。
「国内外のすべての師範は国技院の主人だ!」
第五、団体との協力。
「審査補助金制度改善を約束する!」
第六、国技院審査イノベーション。
「審査は国技院の固有事業だ!」
第七、テコンドー産業の革新。
「テコンドー産業発展のための研究と投資を約束する!」
李博士は報道資料で「生涯をテコンドーと共にし、テコンドー全般に関する経験を自認し、周囲からの支持を受け第6代国技院長選挙に出馬する」と明らかにした。
李博士は、実際に韓国と米国でテコンドー道場を運営して大成功を収め、多くのテコンドー関係者から模範的テコンドー人という評価を受けている。
以下、李博士の報道資料全文。
こんにちは、国内外のテコンドー先輩後輩、仲間の皆さん!
第17代、特殊法人第5代国技院長に公式出馬するイ・ジソンです。
コロナパンデミックで困難な時期に、大韓民国及び世界中でテコンドーの普及とテコンドーの養成のため、昼夜を分かたず努力している師範をはじめ、すべての指導者に敬意を表し、深く感謝申し上げます。
私は皆さんと同じように、テコンドーと一生を共にしてまいりました。テコンドー主要機関と団体、政策・企画から研究・講義に至るまで、あらゆる分野にわたって奉仕し、経験と実力を培ってまいりました。とりわけ国技院では、構造改革委員会、国技院聖地化事業特別委員会、世界テコンドーハンマダン組織委員会事務総長、国技院研修院教育研修研究員及び教材及びプログラム開発及び運営諮問、世界テコンドー研修院移転妥当性検討委員会などを担当しながら、現状の国技院の長所・欠点及び今後進むべき方向について、深く考える機会を持ちました。
大韓テコンドー協会にて技術専門委員会道場分科及び審査分科、テコンドー振興財団にて運営準備諮問委員会を歴任したことや、浦項市体育会にて活動した経歴、第一線の現場での実務行政からハイレベルの政策・組織・学問分野まで、テコンドーの全般について幅広く経験してきたことが私の財産です。
しかしながら、どんなに使命感と経験、能力を備えていたとしても、私一人だけでは国技院長に挑戦することさえできなかったでしょう。幸いにも、先輩達や仲間の皆様の熱烈な支持を頂けましたので、今日公式出馬を宣言することとなりました。
世界中のテコンドーの発展のために大変ご尽力されてきた先輩、そして後輩の皆さん。
過去50年間見守ってこられた国技院はどうでしたか?
国技院!今は変わらなければなりません。
まず、国技院の組織革新です。
国技院がすぐに立ちあがってこそテコンドーが発展します。
世界のテコンドー道場の本部にふさわしい、国技院のアイデンティティと信頼回復を最優先課題とします。また、徹底した事前検証を通じて、無理な事業推進文化を制限し、国技院に公正な事業推進文化が形成されるようにします。
曖昧な職制改編や随時の部署移動など、不公正かつ不平等な人事制度を変革し、専門化された行政部署、力量ある人材のもと、組織の使命感を回復させます。コミュニケーション行政によって役職員、労組、団体、機関、そして最も重要な国内外の会員とのコミュニケーションをとり、常に積極的な姿勢で聴く国技院を作ります。
第二に、研修院の革新です。
師匠を大切にしてこそ、テコンドーの地位が高まります。
テコンドー師範資格の「国家資格昇格」を目指して政府、関連団体と緊密に協力し、テコンドーと全世界テコンドー師範の地位を高めます。資格を受けた師範、審査評価もありますが、テコンドーは教本だけで国技院自体のテコンドー教育課程がありません。そのため、大韓テコンドー協会など、まず開発された団体と協力してテコンドー教育課程を開発し、無償で普及します。
指導者のアクセスの便宜のため、権力別分院設立及び大学との業務協約を通じて、研修員のアクセシビリティを高めます。
最後に、資格教育課程のほか、実用教育課程、指導者能力強化教育課程などを開設し、様々な教育、常時開かれているフレンドリーな研修院を作り上げます。
第三に、研究所の革新です。
研究はテコンドー道場で活用されるべきです
既存の研究を分析し、実用的に道場で活用できるよう、積極的に展開、開放します。特に優秀な研究事例は、テコンドー教育、経営に活用できるようにすぐに配布し、国技院の政策にも反映できるように努力します。特に、反復的な類似テーマ研究、限られた期間研究ではなく、テコンドー研究所がテコンドー研究に集中できる環境を構築します。
研究所の第1の課題として、国技テコンドーの普及と学生体力向上のための「全国学校テコンドー評価認証制(審査制限、テコンドー普及)研究」を開始します。これにより全国民的テコンドー道の関心拡大を導きます。縄跳び評価認証制のように周辺テコンドー道場において、新規修練生流入効果によって国内道場が活性化されるよう努めします。
第四に、国内外の会員(師範)支援です。
国技院の主人は師範です。
よって、そうした皆様の支援のために、国技院の役割を見つめ直し実際に働く「道場支援委員会」を設立し、最高の専門家を選任し、院長直属委員会として発足させ、積極的に国内外の会員支援政策を展開していきます。体感できる実用方針、支援方針を策定いたします。
特に、国内の場合、民主主義、資本主義社会において個人の事業権を制限している、道場登録時の1人1IDに対する制限を廃止いたします。そのため、道場登録時に道場当たりの登録及び審査推薦を許可し、IDが発行され、個人事業に対する制限的な要素として障害物にならないようにします。
審査中心から教育中心国技院としての変化を約束し、「国技院テコンドー標準教育課程」を開発し、一線に無償普及いたします。
現状では、有資格指導者のための教科書がありません。こんなことがあり得るでしょうか??
このため、既存研究を進めた大韓テコンドー協会等と、テコンドー教育課程開発のための統合的研究と協力体制を構築できるように努力します。また、世界中の指導者に無償普及を約束します。
第五に、団体との協力です。
審査補助金を現実化します。
会員道場活性化のために、各団体の道場支援事業が積極的に推進できるよう、審査補助制度改善を約束します。これに対する審査規定及び規則等制度を補完いたします。そして、理事会とは別の機構として、国技院とテコンドー発展のために各団体を代表する「国技院政策諮問委員会」を設置し、国技院政策に積極的に反映させていただきます。学界意見も積極的にうかがいます。最後に、政府団体との連携が円滑に行えるよう積極的に努力します。
第六に、国技院審査イノベーションです。
審査制度を大幅に変えます。
よって、国技院が審査主管者としての役割が遂行されるように審査権を強化します。
また、審査の正統性回復のための国技院の権限と管理監督機能を強化します。効率性、利便性など実用に価値を置き、国内外の審査制度も全面的に支援します。そのために「審査制度改革委員会」を設立いたします。審査規定、規則など諸般規定、TCONシステム、訪問審査などの審査システムに関する様々な規模別審査制度などが維持されるようにします。
有資格の登録師範に既存のKMSと同様に審査評価の証明を強化しますが、1品審査に限り直接審査権限を付与いたします。また、低年齢化を考慮し、受験科目が現実化できるように、関連制度を先行研究し整備して施行するようにします。最後に、障害者審査への関心はテコンドーにはありませんでした。そのため、定期的に地域別に施行できるよう障害者審査を制度化し、積極的な施行団体を表彰します。
第七、テコンドー産業の革新です。
テコンドー産業を劇的に発展させます。
時代変化に遅れているテコンドー産業!グッズだけに偏っているテコンドー産業!
したがって、国技院はテコンドー産業の復興とテコンドー産業の将来の拡張性のために先頭に立ちます。 「テコンドー4次産業生態系の構築」を筆頭に、テコンドー産業研究への開発と積極的な投資を約束します。
世界中のテコンドーの発展のために大変なご苦労をされてきた、先輩そして後輩の皆さん!
私イ・ジソンは、国技院の50年余り行ってきた既得権中心を道場中心、師範中心に改革します。
審査中心から教育中心に改革します。
国内外の各団体と着実に協力する協力を中心に改革します。
一途にテコンドー発展のため、世界テコンドー本部としての国技院の役割に集中します。
院長に当選した暁には、既得権を排除して、積極的にテコンドーと道場のために取り組みます。
メンバーに尊敬される国技院!
教育が優先となる国技院!
国、機関、団体と協力する国技院!
世界テコンドー本部としてのアイデンティティ回復!
イ・ジソンが必ずやります。支持して、信じて見守ってください。ありがとうございます。
- 第17代、特殊法人第6代国技院長公式立候補者
イ・ジソン
プロフィール
テコンドー(国技院)8段
延世大学博士(社会体育学)
現 延世大学体育会理事
現 延世大学体育会副会長
県 延世大学総同門会商任理事
県 韓国スポーツ外交学会常任理事
県 大韓テコンドー協会講師
県 韓国望ましき教育研究所所長
前 大韓テコンドー協会理事
前 浦項市体育会事務局長
前 浦項市体育会企画局長
前 慶尚北道体育会事務局長協会副会長
国技院構造改革委員会委員(2010)
国技院研究所教育研修研究院(2011)
国技院聖地化事業特別委員会委員(2012)
WTA運営準備委員会教材開発及び運営諮問
2013ソウル世界テコンドー指導者フォーラム執行委員
WTA世界テコンドーアカデミープログラム開発(2013)
2014世界テコンドーハンマダン組織委員会事務総長
世界テコンドー研修院移転妥当性検討委員会委員(2014)
大韓テコンドー協会技術専門委員会道場分科副委員長(2013)
大韓テコンドー協会技術専門委員会審査分科委員長(2014)
テコンドー振興財団運営準備諮問委員会委員(2010)
財団法人キョンテ財団事務総長(取締役兼職2012)
1993年9月5日~2021年7月1日韓国、米国にてテコンドー道場運営。
WTU-News